20230618
読んだ本の内容を忘れてしまうので記録として残す
「聴く」より「聞く」が難しいというところから始まり「聞く」ことのこて先テクニックから「聞けない」「聞いてもらえない」にある心の動き、そしてどうすれば小手先ではない「聞く」「聞いてもらう」ができるのかについて平易な用語で語られた本になっている。
この中で特に個人的に印象的だったのはあとがきの以下の文章だった
聞いてもらうに宿る神秘の正体「責任の分担」
責任、という言葉は割と社会の生活において避けたり擦り付けたりしがちで、あまり好きではない言葉だ。人の性格を表すときに使われる「責任感がある」という言葉も同様だ。
辞書では以下のように書かれている
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1 立場上当然負わなければならない
や 。「引率者としての―がある」「―を果たす」
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2
のした事の結果について責めを負うこと。特に、 や による責めを負うこと。「事故の―をとる」「― 」
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3 法律上の不利益または
を負わされること。特に、 な をした者が法律上の を受ける 。 なものに と とがある。
みると2,3においてはマイナスなイメージが強く、1も「負わなければならない」という義務感であまりいい印象を受けない。
「聞いてもらう」に宿る「責任の分担」というのは、そのような重いことばである「責任」を少しでも軽くする効果があるのではと思う。
話すとすっきりする、の裏側には、自分の責任を少しでも負荷分散したいというのがあるのかもしれない。
あとがきのとこを拾って述べるとこの本の印象と大分違うものになっているので本のメインの内容については以下の要約を参考として載せておく。
この本を読んで(この本に限らず)、ほかの人がどう思うのか、それをその本人の偽りない感想で(周りにあわせず自分の言葉で)ディスカッションしてみたいなとちょっと思ったりした。
ただ、それを出すのはおそらく怖いのではないかと思う。
自分が他人と違う、というのを感じてしまうのが怖いのではないかと。
同調圧力に屈した方が楽に生きれるから。
自分が違うことを「間違っている」と勘違いしてしまうから。
別に、それぞれ違う意見を持つことは何も悪くないのに。
それはもしかすると学校、職場、そういった閉じた環境で「良い」「悪い」を第三者に決めつけられて人生を歩んでいくことで植え付けられてしまうのかもしれない。
もちろん法に従って明らかな「悪」はあるので、それを学ぶ点でその環境は必要ではある。
この本の4章で出てくる「世間知」がそのあたりに近い話をしている。。ような気がする。。
話す、聞くが本当に苦手な人間で、文章の方がまだ書けるのでつらつら書いてみるがなかなかにまとまっていなくて日記感がすごい。こうやってたまに思い付きでいろいろ書いてみようと思う。あとは記憶力がホントにやばいので日々の記録としても。
取り留めなくなってきたので最後にこの本のまとめ
とにかく何でも話せる友達を作れよって話。